お盆に使われることの多いお花

お供えするお花でおすすめしたいのは、長持ちする種類です。
特にお盆の暑い時季だと、お供えしてすぐに萎れてしまうのは寂しいですよね。
お供えにはトゲのある花や香りの強い花、毒のある花は用いないとされていますが、実は「この花をつかわなければいけない」という決まりはありません。
ただ、一般的には慣習として仏事に好まれないお花というものはありますので、ここではおすすめのお花を紹介いたします。

キク

昔から親しみがあり、花もちの良いお花。
多くの人が、仏花に使う花のイメージを持っているお花の1つで、お供えなどによく用いられるお花です。
キクは、長くきれいな姿を見せてくれるお花です。枯れる時も花びらが散りにくいので、周囲を汚しにくいお花です。
また種類が多く花色はもちろん、お花の大きさや咲き方など、キクとひとくくりに言っても、様々な種類があります。
キクを使えば、故人の好きな色を入れることもできそうですね。

スターチス

スターチスは、仏花で用いられることはもちろん、ドライフラワーやお祝いの花束などでも使われます。
水分が少ない花ですぐに枯れることが少なく、暑さに負けないお花としても知られています。
色の種類が豊富で暑い時期でもとても花持ちが良く、お盆のお供えのお花によく使用されます。
色の付いた部分は実はがく片と呼ばれ、多くは白い花をその上に付けます。

■トルコキキョウ(リシアンサス)

結婚式から、お供えまで様々なお花の贈り物として活用されるお花です。
トルコキキョウも夏の暑さに強いお花の種類の1つとされています。
花もちが良く夏の暑さにも強いお花です。
お供えで使われるのは、白色や紫色の縁取りが付いたものが多いです。
落ち着いた雰囲気で、他のお花とも合わせやすいとおもいますよ。
御供の場合には淡い緑やピンクの花を添えると、鮮やかすぎず明るく上品な印象に仕上がります。

トルコキキョウには、フリルのような八重咲きと、軽やかな印象の一重咲きがあります。
八重咲きは結婚式などでも人気がありますが、どちらもお供えの花束やアレンジメントとしても使われています。
トルコキキョウは夏の暑さに強く、花もちが良いことで有名。
暑い日が続いてしまうこともあるお盆の期間に、トルコキキョウはぴったりのお花です。
最近はトルコキキョウのことを、リシアンサスやユーストマという名前で呼ぶこともあります。

■胡蝶蘭

白く美しい胡蝶蘭は通常のお盆に限らず初盆・新盆、各法事にも用いることが出来ます。
また胡蝶蘭は、お供えに不向きとされているトゲもなく、上品で華やかな姿がお供えするお花に適していることも理由のひとつとされています。
胡蝶蘭は切り花をアレンジメントに沿えると高級感と華やかさを演出することができ、
鉢植えで贈る場合には水やりなどの手間も多くはありません。
法事の前後の忙しい時期でお世話が出来なくても、胡蝶蘭は綺麗なお花を咲かせてくれるのでご遺族に負担が少ないです。
法事を行う側のお花と被ることが少ないという点でも胡蝶蘭は法事の際に選ばれるお花と言えるでしょう。

お祝いのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、お盆の法事・法要には、格式高い胡蝶蘭を贈ることも多いです。
特別な贈り物である胡蝶蘭が、故人とご家族への想いを届けることができそうです。
胡蝶蘭のサイズは大きいものから、コンパクトなものまであるので、お届け先に合わせてサイズを選ぶと良いでしょう。
胡蝶蘭は、他のお花に比べて水やりの回数が少なく、お手入れに手間がほとんどかかりません
そして花もちも良いので、お花のお世話に時間をかけづらい方にもおすすめです。

カーネーション

カーネーションも花持ちの良いお花です。
母の日に贈るお花というイメージの強いお花ですが、こちらは白いカーネーションです。
無垢で深い愛という花言葉を持っており、故人への変わらぬ愛情を伝えてくれます。
亡くなったお母さんへのミサで、白いカーネーションを献花したことが「母の日にはカーネーション」という現在の習慣になっていったとされています。
白いカーネーションは、無垢で深い愛という花言葉を持っています。お供えにも向いているお花です。
母の日でも亡くなったお母さんには、白いカーネーションをお供えします。
地域によってはお盆の供花としては白だけではなく、ピンクやグリーン、オレンジ、黄色など色のついたカーネーションを入れることもあります。

ユリ

すらりと伸びた茎に大きく華やかなお花を咲かせるユリ。
特に白いユリは、凛とした印象のお花として知られています。
存在感のある大きなお花が美しいユリは、供花としてよく使われています。
より一層ユリを長持ちさせたい時は、お花が咲いたらすぐに、花粉を取ってしまうことがおすすめです。
早めに花粉を取ることでお花が長持ちする他に、お花を飾っている周りを花粉で汚してしまうことも防ぐことができます。

ユリの花粉は、洋服についてしまうとなかなか取れないので、注意してください。
花粉がついてしまったらまずは乾いた布やティッシュなどで軽く叩いて払い落してください。
衣類用の掃除機で吸い取るのも良いと思います。
だいたいとれたら湿らせた布やティッシュで少しずつ叩いて吸着して取り除いてください。
花粉は最初から濡らした状態でこすってしまうと衣類に色が定着してしまいます。

リンドウ

リンドウは昔から季節の花としてお盆の時期に、お供えとして用いられていたお花の1つです。
花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」。
リンドウの落ち着きを感じる濃い紫色は清楚で気品があり、お盆の際に仏花として今でも好まれています。
夏の暑さに強く丈夫なお花のため、お墓にお供えしてもすぐに枯れてしまうことが少ないことも魅力の1つです。

ケイトウ

供花には、鮮やかな色が目を引くケイトウを入れることも多いです。
花姿は他のお花にはない、特徴的な形をしています。
花もちが良く、比較的に長くきれいな色を楽しむことができるお花です。
お供えは、白い色や淡い色のイメージがありますが、特にお墓用では赤や黄色、紫などはっきりした色を取り入れることがあります。

お供えで使われるお花の色

お供えするお花の色は故人が亡くなってからの日数と関係していることが多いとされています。
故人の四十九日以降に初めて迎えるお盆を「新盆・初盆」と言いい、 お亡くなりになってから日が浅いため、お供えのお花は白でまとめたお花が適しています。
そうではない場合は、白色を中心に淡い色合いのお花が入ったものをお供えすることが多いとされています。
一方、故人が好きだったお花や色をお供えする場合など、地域の習慣などによってどのようなお花をお供えするかには差があります。
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